新年を迎え、一言ご挨拶を申しあげます。
創部55周年の祝賀パーティーでは、皆様のお元気な姿を拝見いたしまして、まずは開催できたことへの安堵と、ご尽力いただいた山本幹事長をはじめ、司会の足名さん、小梅さん他、多忙の中でも開催に向けてご協力くださいましたスタッフの皆様に深謝しております。当日の挨拶では話が長くなってしまった割には、うまくお伝えできなかったことに少し触れてみたいと思います。ひとことで55周年とは申しますが、OB一人ひとりの思いは違いますし、確実に人数は増えていく組織ですので、全員の皆様に満足いただける運営は難しいと思っております。

しかしながら、そのような中にあっても、周年行事だけではなく、少しでも多くの会員に参加していただける行事や会員の活動を支援できる施策を行っていきたいと思います。大切な会費をいただいておりますので、現役諸君への支援だけではなく、OB会員の皆様にも何か還元(キックバック?)できるようなプランも検討していきたいと考えております。そのためにもOB会の活動に対する意見やアイデアなどを積極的に寄せていただければと思います。過去にはゴルフコンパや温泉旅行などもやりましたが、先方からの参加が難しいなどの理由でなくなってしまいました。しかしながら、そういう企画も含め、会として賛同できる活動であれば支援することも可能と考えます。なお、もうひとつ今回のパーティーでは恒例の「芝浦節」を直前に中止の判断をし、大石さんと作成者の嶋田さんにも当日に私からお詫びをいたしました。古いOBの一人としては「芝浦節から校歌・応援歌につながっていく」という染みついた感覚と「周年パーティーで唄える」という期待感がありましたが、パーティー進行の内容の最終確認の際に、今の(これからも)世情にそぐわない歌詞ではないでしょうか?との指摘があり、それまでそのことに気づかなかった自らを恥じるとともに、「聞く耳をもつ」重要性を教えられました。

このようにまだまだ若輩者の私ではございますが、新たな世界的なパンデミック状況が再来しないことを祈念するとともに、会員皆様の声を取り入れながら、会として現役諸君を支えていきたいと考えております。

皆様のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。

令和六年 元旦

              芝浦工業大学 体育会 スキューバダイビング部

                    OB会 会長 長坂 明(10期)